糖尿病とは
糖尿病とは、血糖値が高くなる病気です。インスリンが不足したり、効き目が弱くなったりして体に様々な悪影響を及ぼしている状態です。インスリンが効かないと、血糖のコントロールがうまくいかないので、様々な合併症を引き起こすリスクが高まります。
糖尿病の主な症状例
思いあたるものがあったら、すぐに受診をおすすめします。
多尿
高血糖の状態になると、体は糖分を出そうとするため、たくさん尿を出して糖分を排出します。糖分を排出するためには水分を一緒に排出する必要があるので、尿の排出量が増えて多尿になります。
口渇、多飲
血糖が上がると多尿になって脱水状態になるのでのどが渇きます。また高血糖の血液は浸透圧が高いため、体内の水分が血管内に引っ張られます。そのため身体は水分が足りてない状態になり、喉が渇き水分を多く摂るのです。その際にはしっかり水分を摂る必要がありますが、甘いジュースなど糖分の多いものを飲んでしまうと、さらに血糖が上がってしまうので注意が必要です。
易疲労感、体重減少
高血糖の時は、インスリンの作用不足でブドウ糖が利用しにくくなって、血中に残っている状態です。そのため、筋肉や内臓にエネルギーが運ばれにくい状態となっており、活動エネルギーが足りないため疲れやすくなります。また、摂ったエネルギーがうまく利用できない状態のため、食べているのにやせていったりします。