生活習慣病とは
生活習慣病とは、食事や運動・喫煙・飲酒・ストレス・睡眠などの生活習慣が、発症に深く関与すると考えられる疾患の総称です。厚生労働省のホームページに生活習慣病として糖尿病、脳血管疾患、肥満、脂質異常症、がん、心臓病、高血圧、動脈硬化症などがあげられています。
実際は、日々の生活で好ましくない生活習慣をすべて制限して生きていくのは困難ですし、生活習慣病を発症するのは、日々の生活習慣よりも、個人の体質や、加齢の影響が大きい場合も多いと感じています。糖尿病の発症においては、生活習慣などの環境因子が関与するのは50%程度で、残りの50%は遺伝的因子によるものが関与していると分かってきています。
生活習慣を時にはしっかり、時にはおだやかに整え、必要があればお薬の処方、調節を行い、生活習慣病とうまくつきあいながら、健康寿命を延ばしていくために、当クリニックがお役に立てればと考えています。